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昨年の12月上旬からトイレの詰まりを解消できないビルがありました。そのフロアにはトイレが2個ありますが、そのうちの1個です。
なぜトイレが詰まるのか不明、原因がはっきりしないのです。管が詰まっている、通気がとれていない、など複数の原因がからんでいそうで、一向に解決できず新年を迎えてしまいました。なにぶん、ビルが古いので思い切った対処ができません。
数社がそれぞれの立場から解消のため尽力してくれましたが、いろいろな意見を聴くことができました。
「○○の方法でやってくれといわれても、ビルが古いのだから無理。何かあったらどうする。会社をつぶすようなリスクは取れない。」
「お金や時間がかかろうとも、入居中の他のフロアのテナントに迷惑がかかろうが、あくまで正攻法の工事でやらねばならない。」
その他、いろいろな意見がありましたが、うち1社が次のようなことをいってくれました。
「まず原因を特定し、その上で、もしも事故が起きたら最小限で済むように段取りをし、やってみましょう。他のフロアのテナントにもそんなに迷惑はかけられないですからね。」
やさしい、思いやりが感じられる話し方でこう言ってくれました。原因を特定するということは当たり前のことですが、皆、他の業者さんは原因が分からないままに動こうとしていたのです。
不思議ですね!この瞬間もう治ったような気がしました。事実、この数日後、工事終了後、トイレの詰まりは解消しました。
設備の業者さんも当社も、まず、第一にお客様を安心させることが必要な仕事です。
うわべだけの言葉や態度だけでは、お客様は本当に安心されません。
心のこもった言葉が必要だと、改めて感じました。もちろんそのためには、絶えざる努力、精進が必要です。
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